イチモクリョウゼン（2008年生、母ワンモアヒット）

Ichimoku Ryozen

2008.03.06

イチモクリョウゼン（2008年3月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時7歳）と交配したワンモアヒットが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の一般C4-4。

経歴

デビュー前

米川昇厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2011年）

5月3日、デビュー戦は岩橋勇二騎手を鞍上に据えて、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、パパワパパラッチに交わされて2馬身差の2着となった。

5月12日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

8月17日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた3戦目は、一般C4-7（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のハナノニオイを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

9月6日、中2週で迎えた4戦目は、一般C4-6（門別ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハナノニオイに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

9月27日、連闘で迎えた6戦目は、一般C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のミスハーリーに1馬身半の差をつけて優勝

12月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

4歳（2012年）

1月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい5着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた9戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤裕人騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤裕人騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月15日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。