エリモウイング（1985年生、母エリモスクリーン）

エリモウイング（1985年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のステインテイノ（当時18歳）と交配したエリモスクリーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月5日、デビュー戦は鍜治谷誠騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、田所清広騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所清広騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田所清広騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のポットミノルスターをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

4月23日、中6週で迎えた5戦目は、4歳400万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田所清広騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下のたちばな賞（京都芝2400m 外回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田所清広騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所清広騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた8戦目は、4歳400万下のぶっぽうそう特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田所清広騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月14日、中7週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は鍜治谷誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鍜治谷誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったマンノパワーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月17日、中2週で迎えた11戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月22日、中4週で迎えた12戦目は、藤原哲朗騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。