フィールドソング（1992年生、母A Kiss for Luck）
Field Song
1992.04.22
フィールドソング（1992年4月22日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のGulch（当時8歳）と交配したA Kiss for Luckが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地19戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の室蘭特別(900万下)。
プロフィール
基本情報
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のA Kiss for Luckは海外G1・1勝（米国ダ）。祖母のPainted Flagは海外13戦2勝。曾祖母のDuchess Pegは海外17戦6勝。父のGulchは海外G1・7勝（米国ダ[7勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。産駒
7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Sir Gallahad＝Bull Dog | 6*6*7×6*7*7 | 7.03% |
| き | Pharamond＝Sickle | 7×6 | 2.34% |
| き | Sun Briar＝Sunreigh | 7×6 | 2.34% |
| き | Pharos＝Fairway | 7*7*7×7 | 3.12% |
| きM | Pompey＝Laughing Queen | 5*7 | 3.9% |
| 牡 | Nasrullah | 5×5 | 6.25% |
| 牡 | Count Fleet | 5×6 | 4.68% |
| 牡 | Blenheim | 7*7×5*7 | 5.46% |
| 牡 | Teddy | 6*7*7×6*7*7 | 6.25% |
| 牡 | Stimulus | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Jamestown | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Polymelian | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Ultimus | 7*7×7*7 | 3.12% |
| 牡 | Whisk Broom | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Sardanapale | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Swynford | 7×7 | 1.56% |
| 牡S | Discovery | 6*7 | 2.34% |
| 牡S | Blue Larkspur | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Gainsborough | 7*7 | 1.56% |
| 牡S | Asterus | 7*7 | 1.56% |
| 牝 | La France | 7×6 | 2.34% |
| 牝 | Selene | 7×7 | 1.56% |
5代血統表
血統分類
- サイアーライン
- ミスタープロスペクター系
- ファミリーナンバー
- 3-d
レース成績
経歴
デビュー前
野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1994年）
10月22日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤジライディスに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月13日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下の白菊賞（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。
12月25日、中5週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のさざんか賞（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のジェントルウーマンに3馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。
3歳（1995年）
1月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は南井克巳騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。
2月18日、中4週で迎えた5戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのエルフィンステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。
3月25日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1200m 外回り 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
4月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンの葵ステークス（京都芝1400m 外回り 雨/重）に出走。鞍上は南井克巳騎手（3戦1勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。
6月17日、中7週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、逃げるスリーコースにハナ差届かず2着に惜敗した。
7月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で南井克巳騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のヒシチームに3馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
7月29日、中2週で迎えた10戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、タイムス杯（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。
9月3日、中4週で迎えた11戦目は、青函ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。
9月24日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、涼秋ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。
10月22日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた13戦目は、貴船ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岸滋彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。
12月10日、中6週で迎えた14戦目は、元町ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岸滋彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。
4歳（1996年）
1月5日、中3週で迎えた15戦目は、門松ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岸滋彦騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。
1月21日、中1週で迎えた16戦目は、羅生門ステークス（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岸滋彦騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。
6月15日、約5か月の休み明けで迎えた17戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（6戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したモダントーキングにクビ差届かず2着に甘んじた。
7月6日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。
7月28日、中2週で迎えた19戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。