リンクスアイ（2019年生、母エステル）

経歴

デビュー前

1歳のとき、山田政宏から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、工藤圭司によって440万円で落札された。

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

12月5日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したフロイトセンスを差し切れず、5馬身差の2着となった。

12月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

3歳（2022年）

1月30日、中4週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に敗れた。

6月11日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

7月2日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は丸山元気騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月30日、中3週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

2022年9月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月26日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月30日、中4週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレッドチェイサーを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月21日、中2週で迎えた10戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、FunabashiJockeysFestival2022（Final1）（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のように急駛したが、伸びてきたアスリエル決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2023年）

1月20日、中3週で迎えた11戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、ガーネット2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノブライアントに6馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

2月7日、中2週で迎えた12戦目は、アルデラミン特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

4月14日、中8週で迎えた13戦目は、ハルジオン2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したニャンチンノンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

8月5日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、エーデルワイス2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。5頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた15戦目は、乙女座特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったエールプレジールに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月6日、中9週で迎えた16戦目は、シリウス賞（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は岡村健司騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月17日、中5週で迎えた17戦目は、ノエル2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

5歳（2024年）

1月18日、中4週で迎えた18戦目は、ビックスバイト2200（船橋ダート2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた19戦目は、麗月特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡村健司騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月17日、中7週で迎えた20戦目は、芝桜特別（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村健司騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。