イッセイダイヤ（2009年生、母ミルダイヤ）

イッセイダイヤ（2009年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「一斉＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時9歳）と交配したミルダイヤが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鎌田正嗣。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年のジョージア賞(一般C2二)。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

3月18日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

6月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。

10月6日、中3週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったピースチェイサーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るブラックキャットを次元の違う末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

11月5日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトウカイスリムを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

11月11日、連闘で馬体重を前走から21kg減らして迎えた9戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4歳（2013年）

4月7日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から37kg戻して迎えた10戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

5月4日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2九（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた14戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキャンディポップを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったバリバリにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

6月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったティニーキングダムに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

7月8日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、ジョージア賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のプリンスオブパゴダに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月29日、連闘で迎えた20戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したグランプリボーイを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

8月5日、連闘で迎えた21戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた22戦目は、県外避難者も頑張れ!レース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた23戦目は、いものこまつりin鶴ヶ池レース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったジャッドマックスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、岩洞湖まつりレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた25戦目は、奥州3大マラソンレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた26戦目は、11月4日2013JBC金沢賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず最後はトウカイボイジャーと並んで4着同着となった。

10月26日、中1週で迎えた27戦目は、メルシャン・フランスワイン賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた28戦目は、外山藪川そばレース（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた29戦目は、前沢牛杯（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた31戦目は、ルビーレース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。