ヘイアンマックイン（1989年生、母ウエスタンパール）

ヘイアンマックイン（1989年6月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパドスール（当時10歳）と交配したウエスタンパールが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方33戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の一般C2ロ。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

3月7日、デビュー戦は関野弘行騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

5月9日、中8週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷原洋行騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた5戦目は、蛯名信広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた6戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名信広騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた8戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

12月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳C3ハ（新潟(地)ダート1200m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゴクスーパーから1馬身半差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた10戦目は、4歳C3（新潟(地)ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1993年）

4月5日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般C6イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ハ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングブルボンに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中1週で迎えた13戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般C5（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた14戦目は、一般C5イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5ハ（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（5戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカルエイトに半馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

6月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4イ（三条ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（7戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた18戦目は、一般C4ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマタケイチをクビ差制して3勝目を収める

8月18日、中2週で迎えた19戦目は、一般C3（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2イ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3ロ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3イ（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺正治騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のムーミンパパに半馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

10月10日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺正治騎手（5戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺正治騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺正治騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスノヒリュウからハナ差の2着に甘んじた。

11月15日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺正治騎手（8戦2勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2イ（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（1994年）

1月4日、中2週で迎えた29戦目は、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正治騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月10日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、一般C2ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月20日、中0週で迎えた31戦目は、一般C2ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（11戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた34戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアステリウォリアに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月25日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（12戦2勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1イ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（13戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルクレンから3馬身差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（13戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた38戦目は、一般B3イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（14戦2勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺正治騎手（14戦2勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月10日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた40戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（15戦2勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。