モーニングミスト（2001年生、母ダボナゴールド）

モーニングミスト（2001年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「朝霧」。毛色は鹿毛。種牡馬のアラジ（当時12歳）と交配したダボナゴールドが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）出口牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回、地方35戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のりんどう賞(一般B2)。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額840万円（4.2万×200口）で一口馬主が募集された。

富田一幸厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

3月28日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は398kg。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月15日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月27日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

8月8日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスターオブジアースを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

8月22日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したエクシードシチーにクビ差届かず2着に惜敗した。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林淳一騎手（5戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。

12月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から30kg減らして迎えた8戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

4歳（2005年）

1月9日、連闘で迎えた9戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は南谷圭哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に終わった。

3月21日、連闘で迎えた14戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月7日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南谷圭哉騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で南谷圭哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

9月23日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南谷圭哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

10月23日、中3週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で南谷圭哉騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で南谷圭哉騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で南谷圭哉騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

5歳（2006年）

1月7日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は南谷圭哉騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月21日、中5週で迎えた23戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた24戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月19日、中3週で迎えた25戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた29戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のジェネスジョニーをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

7月26日、中5週で迎えた30戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月13日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた33戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1 2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後はコニヤと並んで5着同着となった。

7歳（2008年）

1月16日、約14か月の休養明けで迎えた36戦目は、一般C26（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（6戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に沈んだ。

1月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般C26（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（7戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた38戦目は、一般C25（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた39戦目は、一般C28（荒尾ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（8戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったガルシアフォンテンからクビ差の2着に甘んじた。

3月12日、中1週で迎えた40戦目は、一般C25（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（9戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエムビックイに3/4馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

3月29日、中1週で迎えた41戦目は、一般C20（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（10戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた42戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は河野直人騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。