コニヤ（2002年生、母タマノセイフウ）

コニヤ（2002年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「地名（古仁屋）」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時16歳）と交配したタマノセイフウが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は熊本県、生産者は片山建治。戦績は、中央平地1戦0勝、地方20戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2004年のアゲインステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、片山建治から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

東美義厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2004年）

6月13日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は453kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアヤヤカーペンターを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月26日、中1週で迎えた2戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したランエトワールを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ランエトワールに交わされて1馬身半差の2着となった。

8月7日、中2週で迎えた4戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミラクルフォースに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月28日、中2週で迎えた5戦目は、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月20日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のアゲインステージ（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るガンバルマイニングを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

3歳（2005年）

12月3日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた7戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

12月25日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清原良太騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた10戦目は、キジ特設（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で清原良太騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月13日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清原良太騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のリスティアブラーノをアタマ差振り切って久しぶりに白星を挙げた。

3月25日、中2週で迎えた13戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテットウテツビを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

4月30日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジョウノハンターに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月13日、中2週で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた18戦目は、大隅特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた19戦目は、霧島賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月15日、中2週で馬体重を前走から21kg絞って迎えた21戦目は、一般C1 2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後はモーニングミストと並んで5着同着となった。