シヴァタウ（2018年生、母レッドオランジュ）

シヴァタウ（2018年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「サモアのウォークライ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時13歳）と交配したレッドオランジュが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は城地牧場。主な勝ち鞍は2021年の名古屋モーニングフィーバー44。

経歴

デビュー前

1歳のとき、城地牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

8月29日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての17番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた2戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

3歳（2021年）

4月17日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた5戦目は、3歳1勝クラスの新緑賞（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月7日、中5週で迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

7月12日、中4週で迎えた7戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー15（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

7月23日、中1週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた8戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月6日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた9戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラダックに9馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったタイガーブルズアイを半馬身捉え切れず2着となった。

9月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー44（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のエイシンシンマーに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

9月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニューレイラインに6馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は細川智史騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヴァンヤールに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた15戦目は、久美さんありがとうね（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

12月13日、中4週で迎えた16戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、栗栖十字くんお誕生日記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2022年）

1月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は細川智史騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパラダイスアレイに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた19戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた20戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は細川智史騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、aki7491（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（8戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

4月12日、中5週で迎えた23戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で細川智史騎手（9戦2勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた24戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C8（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は細川智史騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた27戦目は、大城君爆誕記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた28戦目は、一般C7（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は細川智史騎手（12戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた30戦目は、木村育夫退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で細川智史騎手（13戦2勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた31戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミスマチルダを差し切れず、1馬身半差の2着となった。