セミナリオ（1997年生、母プレジャーコネクション）

セミナリオ（1997年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時11歳）と交配したプレジャーコネクションが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡追分町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地20戦3勝2着4回、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額5,000万円（125万×40口）で一口馬主が募集された。

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1999年）

8月7日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったキングバルに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

10月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったノボジャックに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

10月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラーボウォモに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2001年）

3月25日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた6戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったホクトノゾミに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の気仙沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた9戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったホーリーウエルズにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月19日、連闘で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は柄崎将寿騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

6月17日、中3週で迎えた11戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアズーロに1馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

6月30日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴来直人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のオメデトウに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月29日、中3週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の噴火湾特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴来直人騎手（2戦2勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に敗れた。

5歳（2002年）

8月24日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の驀進特別（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。16着に終わった。

9月29日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた15戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の水上特別（新潟ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の茨城新聞杯（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

10月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上1000万下の浦安特別（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた18戦目は、梶晃啓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のセレブレイション賞（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい15着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は梶晃啓騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。

6歳（2003年）

4月27日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた22戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般A1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月16日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のリキアイリアルオーに1馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

8月31日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、すずらん賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（1戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた25戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の青藍賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

7歳（2004年）

4月26日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた26戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた27戦目は、エクセレント（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は菅原順騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた28戦目は、エクセレント（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原順騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。