トーセンウォーリア（2018年生、母アンズチャン）

経歴

デビュー前

当歳のとき、ケンレーシング組合から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ジャパンヘルスサミットによって4,536万円で落札された。

2歳（2020年）

4月24日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は507kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて突き抜け、最後は2着のホウヨウクリスタルに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月25日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月10日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、2歳戦の蛍特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の若竹特別（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョエルに8馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

7月14日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のシャイニングスター賞（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のヴァヴィロフをハナ差振り切って下馬評通りの実力を証明した。

9月21日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた7戦目は、2歳S2の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦3勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島2歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、5着に入り込んだ。

12月19日、中4週で迎えた9戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのスポーツ報知杯中京2歳ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

3歳（2021年）

1月5日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の中日スポーツ賞ファルコンステークス（中京芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた12戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

6月19日、中9週で迎えた13戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのSTV賞（札幌芝1500m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて最後はニシノアップルパイと並んで8着同着となった。

7月18日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラスの湯の川温泉特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

7月25日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスの立待岬特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に敗れた。

9月4日、中5週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

11月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた17戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、春待月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に敗れた。

12月23日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、ハンデ戦の暮来月特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた19戦目は、フジテレビ賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（2022年）

4月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた20戦目は、京葉スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた21戦目は、フロックススプリント（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月20日、中6週で迎えた22戦目は、サンスベリアスプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

7月22日、中4週で迎えた23戦目は、黒勾玉スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

8月1日、中0週で迎えた24戦目は、快刀乱麻賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた25戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、ペリドットスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

11月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、ホトトギススプリント（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5歳（2023年）

1月13日、中5週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた27戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、明宝ハム杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したウインリベルタにクビ差届かず2着に甘んじた。

4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、荘川桜特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。