第39回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

バスラットレオンが馬群を牽引、半馬身差の2番手にゲンパチミーティアが続く

バスラットレオンがハナを取り切り、体半分のリードで集団を牽引。2番手にゲンパチミーティアが続く。その直後、シティレインボー、サトノブラーヴ、ブルーシンフォニーらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ヴィジュネル、ワーズワース、スパークル、タイムトゥヘヴンらは中団前寄り。ドゥラモンド、ゴールドチャリス、シュバルツカイザーらは中団後方の位置。後方5番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはアヴェラーレとロンギングバース。後方2番手の位置でじっとして力をタメるのはワザモノ。少し離れた殿にトーセンウォーリアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、バスラットレオンが力量差を見せ付けるかの様な圧倒的な内容で初の重賞タイトルを手にする

先頭はバスラットレオンでリードは1馬身。2番手にシティレインボー、サトノブラーヴ、ゲンパチミーティアらが続く。その直後、タイムトゥヘヴンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む2番人気のバスラットレオン。そのままバスラットレオンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に5馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、5番手の位置から逸出した伸び脚で驀進したタイムトゥヘヴンが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったシティレインボーが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヴィジュネルが入線、さらにハナ差の5着には、同じく中団前目にいたシュバルツカイザーが食い込んだ。1番人気のアヴェラーレは後方3番手にいたが見せ場なく15着に敗れた。