ロンギングバース（2018年生、母ロンギングシャネル）

ロンギングバース（2018年3月15日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+誕生。待望の誕生」。毛色は鹿毛。種牡馬のラブリーデイ（当時8歳）と交配したロンギングシャネルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。主な勝ち鞍は2021年の朱竹賞(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

7月5日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したマルスにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸びを見せたが、勝ったセイウンダイモスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

8月16日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るコスモサンレミを半馬身差し切って未勝利勝ちを決めた。

10月25日、中9週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリフレイムにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で石橋脩騎手（4戦1勝）。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3歳（2021年）

1月10日、中8週で迎えた6戦目は、3歳1勝クラスの朱竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石橋脩騎手（5戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のテネラメンテをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

1月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳オープンのクロッカスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で石橋脩騎手（6戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に終わった。

4月10日、中9週で迎えた8戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

7月17日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの横手特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（7戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に敗れた。

12月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスの鹿島特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山和生騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた11戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのキャンドルライト賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

4歳（2022年）

2月5日、中5週で迎えた12戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのテレビ山梨杯（東京芝1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい15着に終わった。

3月12日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初也騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝3000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた16戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2023年）

1月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシングンジョーイから半馬身差の2着となった。

2月19日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月30日、中9週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、中8週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐雄祐騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったラジェドールから3馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2024年）

1月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月3日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスのテレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小林勝太騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

4月7日、中8週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノアチェリーに1馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。