ワザモノ（2018年生、母モトヒメ）

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,440万円（3.6万×400口）で一口馬主が募集された。

2歳（2020年）

10月17日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入った。

11月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のシーチェンジを半馬身振り切って初白星を挙げた。

12月19日、中5週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったシュネルマイスターに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3歳（2021年）

1月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳G3の日刊スポーツ賞シンザン記念（中京芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（3戦1勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月7日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のノーダブルディップをクビ差振り切って2勝目を手にした。

4月10日、中4週で迎えた6戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた7戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの橘ステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月4日、中7週で迎えた8戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

9月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの木更津特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（5戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた10戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの寺泊特別（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

12月12日、中6週で迎えた11戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したグルアーブを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスのクリスマスカップ（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は黛弘人騎手（6戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4歳（2022年）

1月23日、中3週で迎えた13戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの賢島特別（中京芝1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月1日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた15戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの高尾特別（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

7月31日、中9週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの札幌道新スポーツ賞（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は黛弘人騎手（7戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラスの羊ヶ丘特別（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（8戦1勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5歳（2023年）

3月5日、約7か月の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦1勝）。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上2勝クラスの両国特別（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

6月10日、中9週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの芦ノ湖特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続でM.デムーロ騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って9着に終わった。