ヒノデクロスオー（1990年生、母オーゴンクレスピン）

ヒノデクロスオー（1990年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のシービークロス（当時15歳）と交配したオーゴンクレスピンが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊田田村牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、地方26戦0勝。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

日迫良一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

9月6日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は404kg。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

9月13日、連闘で迎えた2戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（函館芝1700m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウイニングチケットに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

3歳（1993年）

2月21日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、小島太騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた4戦目は、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4月4日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小島太騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘイクロウに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

5月15日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島太騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4歳（1994年）

1月9日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた9戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた10戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の高塔山特別（小倉芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂本勝美騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂本勝美騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月1日、中5週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂本勝美騎手（4戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月8日、連闘で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂本勝美騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂本勝美騎手（6戦0勝）。17頭立ての6番人気で大外17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂本勝美騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

9月12日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、小野寺雅彦騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月30日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた20戦目は、平田貴裕騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた21戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平田貴裕騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1995年）

1月7日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で平田貴裕騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平田貴裕騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平田貴裕騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた25戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平田貴裕騎手（5戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で平田貴裕騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月24日、中6週で迎えた27戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた28戦目は、江下英昭騎手を鞍上に迎えて、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で江下英昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江下英昭騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江下英昭騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江下英昭騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた33戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で江下英昭騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた34戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で江下英昭騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた35戦目は、一般B1-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江下英昭騎手（7戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた36戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江下英昭騎手（8戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で江下英昭騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた38戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で江下英昭騎手（10戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で江下英昭騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた40戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は13戦連続で江下英昭騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月7日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で江下英昭騎手（13戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は15戦連続で江下英昭騎手（14戦0勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた43戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で江下英昭騎手（15戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。