ハイテルカイト（2014年生、母リアクションレート）

ハイテルカイト（2014年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカネヒキリ（当時12歳）と交配したリアクションレートが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹島幸治。2017年の’17スターバーストカップで2着に入った他、2017年の勝島王冠(S3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、竹島幸治から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、FAVOURSTARLIMITEDによって226.8万円で落札された。2歳のとき、高橋ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、篠田くみ子によって324万円で落札された。

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2016年）

7月19日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は441kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシバノダイナーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた3戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では出色の末脚を繰り出し、3着に入った。

3歳（2017年）

1月25日、中3週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく15着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、5着に終わった。

6月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた7戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあさがお特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

8月31日、中6週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウギョウヘイローに7馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウイニングムスメを次元の違う末脚で半馬身差し切って3勝目をつかんだ。

10月31日、中6週で迎えた10戦目は、3歳オープンの’17スターバーストカップ（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したクラトリガーを差し切れず、1馬身差の2着となった。

11月29日、中3週で迎えた11戦目は、S3の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦2勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4歳（2018年）

2月9日、中9週で迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、馬事畜産振興協議会杯（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のサトノクリエションをアタマ差振り切って4勝目を手中に収めた。

5月24日、約3か月半の休み明けで迎えた13戦目は、プレアデス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、オフト後楽園移転リニューアル記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

7月10日、中4週で迎えた15戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた16戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、サマーナイト賞（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5歳（2019年）

6月20日、約11か月の休み明けで迎えた17戦目は、麻綿原特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のスフェーンをクビ差振り切って久々の実戦を制した。

7月17日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦の文月特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（2戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月2日、中6週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の船橋の名伯楽記念（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月27日、中3週で迎えた20戦目は、金風特別（船橋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のケンネプチューンをクビ差振り切って制した。

11月1日、中4週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の小春日和特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月27日、中3週で迎えた22戦目は、ハンデ戦のひいらぎ特別（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、抜け出したアドミラルティを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月29日、中4週で迎えた23戦目は、SEGAスターホース賞（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（7戦3勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

6歳（2020年）

1月10日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦のプリムラ特別（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月14日、中4週で迎えた25戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のなのはな特別（船橋ダート1700m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月18日、約4か月の休み明けで迎えた26戦目は、ハンデ戦の青柳特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は本田正重騎手（9戦3勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

7月21日、中4週で迎えた27戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の海ほたる特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月20日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた28戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、サマーナイト賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

7歳（2021年）

3月19日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から5kg戻して迎えた29戦目は、ハンデ戦の日刊ゲンダイDIGITAL賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

4月8日、中2週で迎えた30戦目は、オオシマザクラ2200（船橋ダート2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠谷葵騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したアンダーザスターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

5月6日、中3週で迎えた31戦目は、迷路2200（船橋ダート2200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で篠谷葵騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた32戦目は、麦日和特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠谷葵騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月12日、約4か月の休養明けで迎えた33戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、連続Webドラマ「移住者★佐助」カップ（川崎ダート2000m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月10日、中7週で迎えた34戦目は、スポーツニッポン賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。