ツルマルトミヒメ（2004年生、母ツルマルグラマー）

ツルマルトミヒメ（2004年5月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋鶴富姫より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時19歳）と交配したツルマルグラマーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方27戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C3(牝)。

経歴

デビュー前

橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

9月18日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

10月28日、中5週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入った。

11月12日、中1週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったレースドールにねじ伏せられて3/4馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

3歳（2007年）

7月15日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて17番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して12番手で通過。直線では伸びを欠き16着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村洋行騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村洋行騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で上村洋行騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に敗れた。

5歳（2009年）

1月15日、約16か月半の休養明けで迎えた9戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

3月27日、中0週で迎えた15戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中越豊光騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上C2一（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で中越豊光騎手（9戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で中越豊光騎手（10戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

5月13日、連闘で迎えた20戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（11戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のサワノホクトセイを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、牝馬限定の3歳以上C3（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中越豊光騎手（13戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のバブルガムフラワーを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

7月20日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた24戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中越豊光騎手（14戦2勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中越豊光騎手（15戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

8月14日、中0週で迎えた26戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中越豊光騎手（16戦2勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中越豊光騎手（17戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、デューティアスに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で中越豊光騎手（18戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中越豊光騎手（19戦2勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で中越豊光騎手（20戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で中越豊光騎手（21戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた32戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で中越豊光騎手（22戦2勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた33戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で中越豊光騎手（23戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた34戦目は、高畑皓一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上C3（園田ダート1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高畑皓一騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。