キングバード（1985年生、母エビスコトブキ）

キングバード（1985年4月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のシンザン（当時24歳）と交配したエビスコトブキが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、中央障害5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

戸山為夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

5月22日、デビュー戦は小島貞博騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 小雨/良）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

7月9日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったリワードレシェンテに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

4歳（1989年）

1月21日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のメジロゴスホークに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月18日、中1週で迎えた8戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったツナミからアタマ差の2着となった。

3月11日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で林満明騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた10戦目は、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で林満明騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。