ツナミ（1982年生、母トクロマン）

ツナミ（1982年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンザン（当時21歳）と交配したトクロマンが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道秀男。戦績は、中央平地55戦6勝2着4回、中央障害3戦2勝2着1回。1989年の阪神障害ステークス（春）(ハンデ重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

8月4日、10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月18日、10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナソレイユに3馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。

2歳（1985年）

1月5日、11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月15日、8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月26日、10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のホリノカチドキに半馬身の差をつけて勝利を挙げた。

2月10日、16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月3日、18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。12着に終わった。

3月30日、11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月20日、11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、19頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。6着を確保した。

5月18日、11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月2日、8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月24日、8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月14日、11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1986年）

1月11日、5歳以上900万下の睦月賞（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

1月18日、5歳以上900万下の石清水特別（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

3月8日、5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島貞博騎手。18頭立ての11番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では脚が残っておらず17着に終わった。

5月31日、5歳以上900万下の摂津特別（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小島貞博騎手。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月21日、5歳以上900万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小島貞博騎手。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、プレップスターに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月5日、5歳以上900万下の穂高特別（中京芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で小島貞博騎手。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月20日、4歳以上400万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小島貞博騎手。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って6着に敗れた。

8月17日、4歳以上400万下の豊栄特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月13日、4歳以上400万下の箕面特別（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で小島貞博騎手。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のイブキサージャントをクビ差振り切ってトップでゴールに飛び込んだ。

10月5日、ハンデ戦で4歳以上900万下の保津峡特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月19日、4歳以上900万下の岩倉特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

11月2日、ハンデ戦で4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で小島貞博騎手。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月16日、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で小島貞博騎手。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

11月29日、4歳以上900万下の矢作川特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で小島貞博騎手。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマルゼンジェットをクビ差振り切って勝利を掴んだ。

12月13日、ハンデ戦で4歳以上900万下の猪名川特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で小島貞博騎手。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

12月21日、4歳以上900万下（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で小島貞博騎手。17頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

5歳（1987年）

1月10日、5歳以上900万下の新春特別（京都芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

1月31日、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安達昭夫騎手。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

2月14日、5歳以上900万下の響灘特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安達昭夫騎手。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

3月15日、5歳以上900万下の鈴鹿特別（中京芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は小島貞博騎手。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って8着に終わった。

3月29日、ハンデ戦で5歳以上900万下の中京スポーツ杯（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は佐藤正雄騎手。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

4月18日、ハンデ戦で5歳以上900万下の明石特別（阪神芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は藤原哲朗騎手。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

5月2日、5歳以上900万下の御池特別（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく3着に終わった。

5月16日、ハンデ戦で5歳以上900万下の白川特別（京都芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は小島貞博騎手。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

5月24日、5歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

6月13日、ハンデ戦で5歳以上900万下の鷹取特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

6月28日、5歳以上900万下の御嶽特別（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は安達昭夫騎手。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

6歳（1988年）

1月17日、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は合谷喜壮騎手。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

2月6日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の松籟ステークス（京都芝2400m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は小島貞博騎手。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

2月21日、ハンデ戦で5歳以上900万下の皿倉山特別（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい7着に終わった。

3月6日、5歳以上900万下の熱田特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月20日、5歳以上900万下の甲山特別（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は安達昭夫騎手。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、ハツシバエースに半馬身交わされて2着となった。

4月2日、5歳以上900万下の白鷺特別（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のタニノデザートを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4月17日、5歳以上1400万下の難波ステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。逃げる形となり、若干遅いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のローズイバロンをクビ差振り切ってトップでゴールを走り抜けた。

4月23日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の北大路特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい5着に敗れた。

5月7日、5歳以上1400万下の烏丸特別（京都芝2400m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

5月28日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の摩耶ステークス（阪神芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったプレイガイドバードにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

7月2日、5歳以上1400万下のジュライステークス（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。端を奪い、緩やかなペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に終わった。

7月9日、5歳以上1400万下の東海ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小谷内秀夫騎手。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったタマモリックにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、ハンデG3の小倉記念（小倉芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は安達昭夫騎手。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

9月18日、G3の朝日チャレンジカップ（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7歳（1989年）

1月28日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は岡冨俊一騎手。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のジンクエクウエイトに5馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

2月18日、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3290m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で岡冨俊一騎手。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキングバードをアタマ差制して勝利を掴み取った。

3月11日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（春）（阪神障害芝3200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡冨俊一騎手。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロゴスホークからクビ差の2着に甘んじた。