ユーセイカーニバル（1997年生、母オレンジフラッシュ）

ユーセイカーニバル（1997年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のイタリアンカラー（当時10歳）と交配したオレンジフラッシュが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は川島貞二。戦績は、中央平地10戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月6日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

6月19日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したスノートルージュにアタマ差届かず2着となった。

7月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、伸びてきたジーガーストーム決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

8月5日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、5着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマーベラスロマンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

9月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったシンボリオレゴンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた10戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート2100m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。