ヒロイックボーイ（2009年生、母アメリカーナ）

ヒロイックボーイ（2009年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「英雄的な少年」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時8歳）と交配したアメリカーナが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）笠松牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方29戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の日高町水道協会賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

萩原清厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

4月21日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に敗れた。

5月19日、中3週で迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

6月21日、中4週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、一般C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた5戦目は、室蘭ゆるキャラくじらん賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったステキナポケットに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月1日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月29日、連闘で迎えた8戦目は、一般C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた9戦目は、日高町水道協会賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線に入ると、前で粘るジョウノライアンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、北のフルーツ王国よいち賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい8着に敗れた。

10月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、ひだか特産市賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で服部茂史騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で服部茂史騎手（10戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

12月11日、中4週で迎えた14戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4歳（2013年）

1月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月6日、約7か月半の休み明けで迎えた17戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

9月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

10月13日、中2週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた19戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、一般C4-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた20戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた21戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月17日、連闘で迎えた22戦目は、一般C4九（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般C4六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C4六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

12月15日、連闘で迎えた25戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C4-10（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた26戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C4五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

5歳（2014年）

3月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた27戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた28戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

4月22日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2 12（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

4月29日、連闘で迎えた30戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、第五回光彦賞（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。