スズカウエスト（2003年生、母タイウエスト）

スズカウエスト（2003年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のデヒア（当時12歳）と交配したタイウエストが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）メイタイ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害14戦0勝2着2回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月19日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

6月17日、中5週で迎えた4戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で長谷川浩大騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

8月30日、中4週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた9戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月18日、中7週で迎えた10戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンテンフラワーからクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2007年）

1月14日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオトコノユウジョウからハナ差の2着に甘んじた。

2月11日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月1日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月28日、中3週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（7戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で北沢伸也騎手（8戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた19戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 小雨）に出走。鞍上は10戦連続で北沢伸也騎手（9戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2008年）

6月29日、約9か月の休養明けで迎えた20戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた22戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

8月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。