マンテンフラワー（2003年生、母オトメザクラ）

マンテンフラワー（2003年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名（満点）＋花」。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時8歳）と交配したオトメザクラが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿戸正幸。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害16戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2005年）

12月25日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

3歳（2006年）

5月6日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた3戦目は、船曳文士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月19日、中9週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（3戦0勝）。18頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

9月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐久間寛志騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

11月4日、中4週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で佐久間寛志騎手（6戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で佐久間寛志騎手（7戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月16日、中3週で迎えた10戦目は、白坂聡騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカウエストをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

4歳（2007年）

4月21日、約4か月の休み明けで迎えた11戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月2日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地昇吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で菊地昇吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月23日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。5着を確保した。

5歳（2008年）

2月2日、中5週で迎えた15戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（9戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（10戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた17戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は菊地昇吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月5日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデJ・G3の小倉サマージャンプ（小倉障害芝3390m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月9日、中1週で迎えた20戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2009年）

2月1日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3190m 晴）に出走。鞍上は佐久間寛志騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた22戦目は、淀ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3790m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（12戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は高野容輔騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。