オースミスイセン（2002年生、母ランヤジェニー）

オースミスイセン（2002年4月4日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のオースミシャダイ（当時16歳）と交配したランヤジェニーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣敦。戦績は、地方29戦5勝2着3回。2005年の北海優駿(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

8月3日、デビュー戦は宮崎光行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた4戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンレビューに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のドウエイオーに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月10日、中4週で迎えた6戦目は、2歳オープンのグラスワンダー賞（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。

3歳（2005年）

6月14日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳オープンの水無月特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は斉藤正弘騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のフロイラインカップ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、エリダヌス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般D3-1（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトラックタカオーに1馬身の差をつけて制した。

9月15日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフリートアピールから2馬身差の2着となった。

9月27日、中1週で迎えた13戦目は、天の川特別（旭川ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエスペランサーに1馬身半の差をつけて制した。

10月25日、中3週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、静内町軽種馬生産振興会特別（門別ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた15戦目は、三石ファンクラブ特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2006年）

8月10日、約9か月の休み明けで迎えた16戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、JA新冠特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のテラノタイタンに2馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

8月29日、中2週で迎えた17戦目は、ペプシコーラ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（6戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロスペイシーから2馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた18戦目は、ツルマルボーイ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月10日、中3週で迎えた19戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ペルセウス特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた20戦目は、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって11着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた21戦目は、厚別特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（8戦2勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

12月24日、中6週で迎えた22戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

5歳（2007年）

1月7日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

1月27日、中2週で迎えた24戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は権藤学騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

3月24日、中5週で迎えた26戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた27戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で権藤学騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、3歳以上B2-5（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で権藤学騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギオンパワーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた29戦目は、3歳以上B2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で権藤学騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。