モエレスキャン（2001年生、母ヒカルダイアナ）

モエレスキャン（2001年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時13歳）と交配したヒカルダイアナが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中脇満。戦績は、中央平地1戦0勝、地方14戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の中央条件交流梅の香特別。

経歴

デビュー前

2歳のとき、中脇満から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、中村畜産によって1,270.5万円で落札された。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

10月7日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は408kg。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアステリズムから5馬身差の2着に敗北した。

3歳（2004年）

1月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌケイプリンセスに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月26日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のレッツロールに7馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月23日、中3週で迎えた4戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のファーストロードに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月8日、中1週で迎えた5戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北関東弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月18日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦の中央条件交流梅の香特別（宇都宮ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のトラックタカオーに半馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

4月25日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木正騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木正騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

4歳（2005年）

1月25日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた9戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-3（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた10戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい9着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、4着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた13戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい6着に終わった。