グレイスデール（1988年生、母ユニオンデール）

Gracedale

1988.03.02

グレイスデール（1988年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のビゼンニシキ（当時7歳）と交配したユニオンデールが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

10月7日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

11月10日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた5戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（1991年）

3月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、安田隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったヤスノタッチに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本田優騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は安田隆行騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田隆行騎手（4戦0勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安田隆行騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で安田隆行騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシバノスパルタカスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。