マチカネハルノコエ（2005年生、母マチカネモユル）

マチカネハルノコエ（2005年4月23日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋春の声」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアラムシャー（当時5歳）と交配したマチカネモユルが19歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

7月28日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は422kg。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

3歳（2008年）

3月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って9着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた6戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

8月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。