メイクパーフェクト（1989年生、母ビューティライダー）

メイクパーフェクト（1989年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサクラユタカオー（当時7歳）と交配したビューティライダーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松本信行。戦績は、中央平地7戦0勝2着2回、地方21戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年の中央競馬騎手招待(B1)。

経歴

デビュー前

吉田三郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1992年）

8月23日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したレッドハッピーにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月4日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡潤一郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったエンゼルローズに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

4歳（1993年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた8戦目は、津野総夫騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた9戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったノースエクスプレスから1馬身半差の2着に敗北した。

5月31日、中3週で迎えた10戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた12戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のケイワンフラッグをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

7月11日、中1週で迎えた13戦目は、悠久山ハンデ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、一般B1イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノテッセンをハナ差制して先頭ゴールを果たした。

8月16日、中2週で迎えた15戦目は、越後七浦特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイワンフラッグから1馬身差の2着に敗北した。

9月1日、中1週で迎えた16戦目は、初秋特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月2日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で津野総夫騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた18戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンディアンディーから2馬身差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた19戦目は、福島潟特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は津野総夫騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1994年）

1月3日、中2週で迎えた21戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で津野総夫騎手（11戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミホノアサヒに3/4馬身の差をつけて制した。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた22戦目は、菜の花特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津野総夫騎手（12戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で津野総夫騎手（13戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のノースエクスプレスに3馬身の差をつけて4勝目をマークした。

5月3日、中1週で迎えた24戦目は、オープス中郷開設一周記念（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津野総夫騎手（14戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったクリスタルブラボーから1馬身差の2着に敗北した。

5月28日、中3週で迎えた25戦目は、万代特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で津野総夫騎手（15戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオースミタイヨウからハナ差の2着に惜敗した。

6月14日、中1週で迎えた26戦目は、田所秀孝騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサンディアンディーに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月27日、中1週で迎えた27戦目は、金北山特別（新潟(地)ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は津野総夫騎手（16戦3勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月27日、中3週で迎えた28戦目は、笠堀特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津野総夫騎手（17戦3勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。