チェイニーウォーク（2007年生、母アグネスチーアフル）

チェイニーウォーク（2007年4月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ロンドンの高級住宅地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時8歳）と交配したアグネスチーアフルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の「おはようモーニングとく戦」(一般C2三)。

経歴

デビュー前

3歳のとき、社台ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

2月20日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

7月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた2戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

8月8日、中4週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に敗れた。

11月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg戻して迎えた4戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた5戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた6戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

12月24日、連闘で迎えた7戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

4歳（2011年）

1月1日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、初詣特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

1月9日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のベーネを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

1月22日、中1週で迎えた10戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた11戦目は、角村格退職祝記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月4日、連闘で迎えた12戦目は、一般C3-7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

2月13日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

3月5日、中2週で迎えた14戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携龍馬シリーズ五戦（福山ダート1130m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた15戦目は、中国・四国連携よさこいシリーズ第三戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は宮川実騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3ハ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（4戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったエリンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月23日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3 11（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（7戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のベイシティキングに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

6月5日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のギャンビットに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月11日、連闘で迎えた23戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（10戦3勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり3着に敗れた。

7月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C3-5（高知ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は宮川実騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた25戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセトウチロッキーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月20日、中2週で迎えた27戦目は、福山・高知連携対潮楼シリーズ十戦（福山ダート1250m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（12戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンプウハーバーに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月4日、中1週で迎えた28戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のブリリアハーバーに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

9月17日、中1週で迎えた29戦目は、五台山特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマンテンスカイに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月26日、連闘で迎えた30戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、福山・高知連携桝屋清右衛門シリーズ十一戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトノバララットから1馬身差の2着に敗北した。

10月14日、中2週で迎えた31戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた32戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（14戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（15戦5勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（16戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

5歳（2012年）

1月8日、中1週で迎えた35戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（17戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。