ウォーカーテソーロ（2019年生、母ジャニュアリージョーンズ）

ウォーカーテソーロ（2019年3月25日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「アメリカの河川名+冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のSpeightstown（当時21歳）と交配したジャニュアリージョーンズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

稲垣幸雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

10月17日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は432kg。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したペイシャフェリシテに3/4馬身届かず2着となった。

11月7日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3歳（2022年）

1月10日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

2月6日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったメテオフリューゲルにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

2月20日、中1週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったローヴェロに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月23日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで踏ん張ったが、ダンディジャックに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミレヴィーナスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月23日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月29日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい9着に敗れた。

12月17日、中6週で迎えた10戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず13着に終わった。

4歳（2023年）

4月2日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。

2023年4月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。