ローヴェロ（2019年生、母セイクリッドサイト）

Lovero

2019.08.10

ローヴェロ（2019年8月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「イタリアの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時11歳）と交配したセイクリッドサイトが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道苫小牧市、生産者はアスラン。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月29日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、ヒノデミッチーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月20日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のウォーカーテソーロに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

7月10日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のアスクビックスターに2馬身半の差をつけて制した。

4歳（2023年）

1月29日、約7か月の休み明けで迎えた5戦目は、4歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上はC.ルメール騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたフォーヴィスム決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

2月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラスの大島特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（4戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

デビュー前

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

4月8日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、4歳以上2勝クラスの葛飾特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

4月15日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの袖ケ浦特別（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

2023年4月21日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。