ツルギライデン（1997年生、母ツルギジヨーオー）

ツルギライデン（1997年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のホーエイパレード（当時17歳）と交配したツルギジヨーオーが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は廿日岩寿美。戦績は、地方33戦5勝2着8回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系4歳。

経歴

デビュー前

山際孝幸厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1999年）

7月29日、デビュー戦は坂口重政騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は488kg。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパーサーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月17日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた6戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオグリチャレンジに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ホーエイボスに3/4馬身交わされて2着となった。

12月29日、中4週で迎えた8戦目は、2歳オープンの中京スポーツ杯（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

3歳（2000年）

5月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂口重政騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

6月21日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は横山誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイリュウワンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山誠騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山誠騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山誠騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のリードマンサクに5馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

9月28日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横山誠騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた18戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で横山誠騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたミナミコナミ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月10日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で横山誠騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

11月28日、中2週で迎えた20戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横山誠騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で横山誠騎手（13戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたアスターエース決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（2001年）

5月15日、約5か月の休み明けで迎えた22戦目は、アラ系一般A（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は唐津洋介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた23戦目は、アラ系一般A14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で唐津洋介騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のチョコレッツをクビ差振り切って3勝目をマークした。

6月18日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般A10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、クラジンライにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月9日、中2週で迎えた25戦目は、アラ系一般A12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（7戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトモシロハヤテに約12馬身の大差をつけて勝利をモノにする

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般A8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般A8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系一般A9 11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（10戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリードンチョビに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般A9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般A9 11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口重政騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のピンクジュビアに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月16日、中2週で迎えた31戦目は、一文字菊特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口重政騎手（13戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般A4-7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で坂口重政騎手（14戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般A4-7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で坂口重政騎手（15戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったアオミコーヨーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。