バクシンクリーク（1997年生、母ファストクリーク）

バクシンクリーク（1997年3月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時8歳）と交配したファストクリークが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）坂元牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方35戦8勝2着5回。1999年の園田ジュニアカップ(ハンデ地方重賞)に勝利した他、2000年ののじぎく賞(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

田中道夫厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（1999年）

6月2日、デビュー戦は田中学騎手を鞍上に据えて、3歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップフィンガーからクビ差の2着に甘んじた。

7月2日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（姫路ダート800m 曇/重）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノチャイナに6馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた5戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月28日、中3週で迎えた7戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスサプライズをアタマ差制して2勝目を掴み取った。

11月24日、中3週で迎えた8戦目は、2歳ハンデG3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた9戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた10戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳ハンデ地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のダイトクヒテンに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3歳（2000年）

1月15日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は田中学騎手（8戦2勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタツマユーテルに5馬身の差をつけて4勝目を手にした。

3月12日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（10戦3勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

4月12日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（11戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた15戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた16戦目は、4歳（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（12戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月19日、中6週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアヤノミドリをクビ差制して勝利を手に入れた。

12月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、4歳（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（14戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッタモガミからハナ差の2着に甘んじた。

4歳（2001年）

1月2日、中2週で迎えた19戦目は、初夢特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（15戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた20戦目は、日刊スポーツ新聞社賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（16戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月21日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（17戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた22戦目は、花・ゆめ・根日女・加西特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（18戦4勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後はフジヤマデュラブと並んで2着同着となった。

3月29日、中1週で迎えた23戦目は、もちの木特別（姫路ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（19戦4勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた24戦目は、錦鯉の町やぶ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（20戦4勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月25日、中4週で迎えた25戦目は、近松のまちあまがさき特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で田中学騎手（21戦4勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月4日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、かんなべ湯の森「ゆとろぎ」杯（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中学騎手（22戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のオーゴンクリスタルに3馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

7月26日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた27戦目は、みなぎ特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中学騎手（23戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた28戦目は、ひかみ氷ノ川特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は13戦連続で田中学騎手（24戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月27日、中4週で迎えた29戦目は、西宮酒ぐらルネサンス特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で田中学騎手（25戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中5週で迎えた30戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったルーシーからアタマ差の2着に惜敗した。

11月28日、中2週で迎えた31戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のロードバクシンをハナ差制して7勝目を収める

5歳（2002年）

1月3日、中4週で迎えた32戦目は、4歳以上（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイトクヒテンに1馬身1/4の差をつけて8勝目を手にした。

2月11日、中5週で迎えた33戦目は、AM神戸558賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平松徳彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトサノライデンから1馬身半差の2着に敗北した。

3月19日、中4週で迎えた34戦目は、カシの木特別（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平松徳彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた35戦目は、地方重賞の東海桜花賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（26戦5勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月30日、中6週で迎えた36戦目は、淡路島牛乳特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（27戦5勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

10月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた37戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の錦秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

11月18日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた38戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の由比ヶ浜特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。