シンボリリッツ（1996年生、母スイートゴーギャン）

シンボリリッツ（1996年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスホール（当時10歳）と交配したスイートゴーギャンが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の一般C4。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月12日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は466kg。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

3歳（1999年）

1月6日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず12着に終わった。

1月27日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストスパー特別（2）（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したワキシングムーンにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月7日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた6戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林久晃騎手（2戦0勝）。18頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり最後はグリーンコンダクタと並んで10着同着となった。

10月3日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林久晃騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

11月23日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（上山ダート1250m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、連闘で迎えた11戦目は、山田延由騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（上山ダート1250m 小雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、4歳B1（上山ダート1250m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月29日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスピーダーウルフに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳（2000年）

1月30日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマンカイダンサーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月21日、連闘で迎えた18戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月27日、中9週で迎えた19戦目は、千葉優騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた23戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月22日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月3日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から7kg戻して迎えた25戦目は、田中隆仁騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた26戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2001年）

1月2日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月24日、約6か月の休養明けで迎えた29戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた30戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、約3か月半の休養明けで迎えた32戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月21日、中3週で迎えた33戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた35戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2002年）

1月2日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は河野直人騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。