ランディーニ（2014年生、母ノーモアクライ）

ランディーニ（2014年3月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ユリの品種の一つ。花言葉のように『注目を浴びる』馬になって欲しい」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時13歳）と交配したノーモアクライが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）山岡牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

10月16日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

3歳（2017年）

5月27日、約7か月の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

7月14日、中6週で迎えた4戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたアズユーウィッシュ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ロマンチックフェスに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月28日、中3週で迎えた8戦目は、3歳戦の好きです!笠松競馬（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーマスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で向山牧騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のミルフィーユベルンを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月8日、中3週で迎えた10戦目は、一般C16 19（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で向山牧騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

12月6日、中3週で迎えた11戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で向山牧騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

4歳（2018年）

1月9日、中4週で迎えた12戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で向山牧騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

5歳（2019年）

5月20日、約16か月半の休養明けで迎えた13戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

7月6日、中4週で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。