ニシノライメイ（1999年生、母ニシノフラワー）

ニシノライメイ（1999年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時16歳）と交配したニシノフラワーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るディスカバリーベイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月27日、中3週で迎えた3戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の駒ケ岳特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

8月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月14日、中2週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の美唄特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアンドゥオールにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

10月20日、中4週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（2戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスリーラディカルに6馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

11月24日、中4週で迎えた7戦目は、3歳以上1000万下のアプローズ賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は四位洋文騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、オイワケダイモンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の高砂特別（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は河内洋騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。競走中止となった。