ラッキーベルビュー（1991年生、母グロウスノー）

ラッキーベルビュー（1991年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のラツキーソブリン（当時17歳）と交配したグロウスノーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は清水スタッド。戦績は、中央平地25戦1勝2着2回、中央障害11戦1勝。主な勝ち鞍は1993年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

7月18日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 小雨/重）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

7月24日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたハセゴッドネス決め手に屈して半馬身差の2着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルフェイムに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

10月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のクリスタルヴォイスに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

10月24日、中2週で迎えた7戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳500万下のきんせんか賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（6戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

3歳（1994年）

1月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下の呉竹賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた13戦目は、牝馬限定4歳500万下の桃花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（11戦1勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（12戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた15戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（13戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

5月7日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（14戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた17戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた18戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（15戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、牝馬限定4歳500万下のアマリリス賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（16戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

7月23日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた20戦目は、4歳以上500万下の三面川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（17戦1勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（18戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた22戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の羽黒山特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の鹿島灘特別（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（19戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

12月10日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた25戦目は、瀬古正明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた26戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず11着に終わった。

4歳（1995年）

1月15日、中2週で迎えた27戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は瀬古正明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた28戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で瀬古正明騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

2月18日、中1週で迎えた29戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で瀬古正明騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた30戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は田口大二郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた31戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は瀬古正明騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月23日、中2週で迎えた32戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のテンショウメイジンをクビ差制して久々に勝利を挙げた。

5月20日、中3週で迎えた33戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は瀬古正明騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月4日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた34戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で瀬古正明騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1996年）

1月5日、中8週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた35戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で瀬古正明騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた36戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で瀬古正明騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。