テンショウメイジン（1991年生、母タケノハナミ）

テンショウメイジン（1991年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリドヘイム（当時9歳）と交配したタケノハナミが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大宮牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害22戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年の障害5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

藤原敏文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

6月26日、デビュー戦は伊藤直人騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた2戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は伊藤直人騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた5戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

9月3日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で星野忍騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で星野忍騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

10月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は星野忍騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

4歳（1995年）

1月15日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で星野忍騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアクトネスからクビ差の2着に惜敗した。

2月4日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で星野忍騎手（7戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた14戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で星野忍騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月19日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で星野忍騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で星野忍騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったネイビーソルジャーから1馬身3/4差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた17戦目は、大江原哲騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーベルビューからクビ差の2着に惜敗した。

6月3日、中5週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は星野忍騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月12日、約5か月半の休み明けで迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（12戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で星野忍騎手（13戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で星野忍騎手（14戦0勝）。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1996年）

1月14日、中2週で迎えた22戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で星野忍騎手（15戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイアンユタカから3馬身半差の2着に敗北した。

2月3日、中2週で迎えた23戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で星野忍騎手（16戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のバンダムチャンプに1馬身3/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月25日、中2週で迎えた24戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月20日、中7週で迎えた25戦目は、渡部秀一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポータキオンに2馬身半の差をつけて優勝

5月4日、中1週で迎えた26戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で渡部秀一騎手（1戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月12日、約5か月半の休養明けで迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で渡部秀一騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた28戦目は、A.マシューズ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた29戦目は、重賞の京都大障害（秋）（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は渡部秀一騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月7日、中3週で迎えた30戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3150m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で渡部秀一騎手（4戦1勝）。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（1997年）

1月15日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた31戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングファイブから6馬身差の2着となった。

2月2日、中2週で迎えた32戦目は、障害5歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。5頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた33戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキャニオンストームから約12馬身差の2着となった。

4月12日、中5週で迎えた34戦目は、重賞の中山大障害（春）（中山障害芝4100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。