シズクノキラリ（2008年生、母レディパフォーマー）

シズクノキラリ（2008年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時16歳）と交配したレディパフォーマーが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パラダイス・ファーム。戦績は、地方20戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の2歳。

経歴

デビュー前

本間光雄厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2010年）

5月28日、デビュー戦は岡田大騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、キスミープリンスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

6月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、少し速いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るキスミープリンスを鮮烈な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

7月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったキスミープリンスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月16日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岡田大騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡田大騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、2歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

11月24日、中5週で迎えた8戦目は、2歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた9戦目は、2歳戦のフレッシュステッキ特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3歳（2011年）

2月8日、中6週で迎えた10戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

4月25日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月18日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から44kg戻して迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

11月21日、中4週で迎えた13戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の彩の国黒豚賞（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた14戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた15戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4歳（2012年）

1月13日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡田大騎手（8戦1勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

2月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、一般C2九十（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田大騎手（9戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2九十（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田大騎手（10戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

3月22日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十二十三（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田大騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。