メイジクロスオー（1986年生、母メイジカラー）

メイジクロスオー（1986年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカジユン（当時7歳）と交配したメイジカラーが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地13戦3勝、地方20戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1989年）

4月2日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月27日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイスイーグルに8馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

6月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた5戦目は、菅原泰夫騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

4歳（1990年）

1月14日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場均騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた7戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた8戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のマイファイブスターに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって12着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のピンククインに1馬身3/4の差をつけて3勝目をつかんだ。

6月30日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦の阿武隈ステークス（福島ダート1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は菅原泰夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の五頭連峰特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原泰夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月22日、中6週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原泰夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

11月13日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた14戦目は、柿本政男騎手を鞍上に迎えて、トパーズ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードクレーンに6馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月5日、中2週で迎えた15戦目は、一般B2三 B3二（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿本政男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のジョニーウェイに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

12月19日、中1週で迎えた16戦目は、CTC盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿本政男騎手（2戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のピノキオーに6馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

5歳（1991年）

1月9日、中2週で迎えた17戦目は、よみうりランド新春盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿本政男騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、弥生特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柿本政男騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲノビジヨンに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月23日、中3週で迎えた19戦目は、房総特別（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿本政男騎手（5戦4勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月9日、中1週で迎えた20戦目は、マーガレットハンデ特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿本政男騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミクロマンナをアタマ差制して勝利を手中に収めた。

5月30日、中2週で迎えた21戦目は、よみうりランド皐月盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿本政男騎手（7戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、ミルキーウエイ特別（船橋ダート1400m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で柿本政男騎手（8戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた23戦目は、TVK盃（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で柿本政男騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイニゾンからアタマ差の2着に甘んじた。

10月3日、中3週で迎えた24戦目は、オクトーバーハンデ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柿本政男騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中6週で迎えた25戦目は、青木秀之騎手を鞍上に迎えて、稲穂賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリーンベールから4馬身差の2着に敗北した。

12月6日、中1週で迎えた26戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、ばん阿賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンベールに2馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

12月16日、中0週で迎えた27戦目は、カシオペア特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1992年）

1月22日、中4週で迎えた28戦目は、織姫賞（足利ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田利雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月12日、約10か月の休養明けで迎えた29戦目は、高橋和宏騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（足利ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた30戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、一般B1（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた31戦目は、オシドリ特別（足利ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は高橋和宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7歳（1993年）

1月21日、中3週で迎えた33戦目は、一般B1（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は青木秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマロンデュークから2馬身半差の2着となった。