ヒスイフォレスター（2001年生、母ヒスイノカンザシ）

Hisui Forester

2001.05.10

ヒスイフォレスター（2001年5月10日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホークアタック（当時9歳）と交配したヒスイノカンザシが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は林 孝輝。戦績は、地方9戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のアクアマリンフラワー賞。

経歴

デビュー前

1歳のとき、林孝輝から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田辺陽一厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2003年）

10月31日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は437kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天授の闘争心でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月16日、中6週で迎えた2戦目は、甲斐年光騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったコスモライムライトに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3歳（2004年）

1月1日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で甲斐年光騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月25日、中7週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で甲斐年光騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキョウエイバンタムに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3月31日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で甲斐年光騎手（3戦1勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のトウカイリーチをクビ差振り切って2勝目をゲットした。

9月13日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で甲斐年光騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた7戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で甲斐年光騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、ハンデ戦の一般C1五 C2一（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で甲斐年光騎手（6戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

11月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で甲斐年光騎手（7戦2勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフェンスレスガールをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。