ウィザードキング（2004年生、母プレザントソーサリス）

ウィザードキング（2004年3月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「魔法使いの王。両親名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のキングオブキングス（当時9歳）と交配したプレザントソーサリスが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方19戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上C2-1。

経歴

デビュー前

サラブレッドクラブライオンにて総額1,400万円（7万×200口）で一口馬主が募集された。

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

11月5日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3歳（2007年）

3月17日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

5月26日、中9週で迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトシノシーロに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シゲルジェクイに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトシノシーロを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月21日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サクセスイズハートにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月4日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月25日、中2週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、川野幸治騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に終わった。

4歳（2008年）

2月13日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg絞って迎えた9戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、バレンタインデー特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月12日、連闘で迎えた11戦目は、ホワイトデー特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた12戦目は、四ッ山の桜特設（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホーマンパキラから4馬身差の2着となった。

5月6日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモトロンに5馬身の差をつけて1番人気に応えた。

5月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキュートザベストをクビ差振り切って圧倒的支持に応えた。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワカオリマンドに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月26日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したベティポデロッソを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

8月15日、中2週で迎えた17戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアケボノニセイから2馬身差の2着に敗北した。

10月4日、中6週で迎えた18戦目は、一般C2-6（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月23日、中6週で迎えた19戦目は、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2009年）

4月18日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、一般C4（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。