ニチジュウフェロー（1999年生、母ロードジョコンダ）

ニチジュウフェロー（1999年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時6歳）と交配したロードジョコンダが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方23戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

千葉次男厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2001年）

8月4日、デビュー戦は千葉優騎手を鞍上に据えて、2歳（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は429kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミホファンタジーから4馬身差の2着となった。

9月3日、中3週で馬体重を前走から38kg増やして迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月30日、中3週で馬体重を前走から26kg絞って迎えた3戦目は、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた5戦目は、2歳（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は千葉優騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマイスマイルをハナ差制して初白星を挙げた。

12月10日、中3週で迎えた6戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉優騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた7戦目は、2歳A1（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉優騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3歳（2002年）

1月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳A1（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉優騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた9戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月28日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた10戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺正彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

6月2日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた11戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず12着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は渡辺正彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月28日、中5週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の向日葵特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、サクラアヴェに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2003年）

3月24日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、さくら特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1四イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、伸びてきたタガノトウショウ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1四ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクラウンブロッサムを半馬身振り切って久々に勝ち星を挙げた。

8月6日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1二ア（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたトーアリョウゼン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のイケイケサンドリンを3/4馬身振り切って3勝目を手に入れた。

10月3日、中4週で迎えた21戦目は、一般C1二三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

5歳（2004年）

4月13日、約6か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

5月11日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

5月31日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた25戦目は、一般C1七八（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた26戦目は、ルビー特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（7戦2勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして、最後は2着のワイプインをアタマ差振り切って4勝目を手にした。