ヤヨイフェアリー（2013年生、母ラスカーラ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、キヨタケ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

福永敏厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2016年）

11月30日、デビュー戦は西啓太騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったアロンザを半馬身捉え切れず2着となった。

12月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェフティに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2017年）

4月20日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい9着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のジツリキヤシャを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

5月24日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のセッテマーレに1馬身3/4の差をつけて3勝目を奪取した。

11月1日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、一般C2六七八（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手（6戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、勝ったベルウッドミライにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月26日、中5週で迎えた9戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は西啓太騎手（7戦3勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

5歳（2018年）

1月24日、中3週で迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

3月6日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は西啓太騎手（8戦3勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

8月2日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（9戦3勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入った。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（10戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のミステキサスに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

9月19日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（11戦4勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったチタノプリンセスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた17戦目は、野馬追賞（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で西啓太騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったダレモカレモに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月7日、中8週で迎えた18戦目は、Enjoy Our2020賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西啓太騎手（13戦4勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1十三十四十五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西啓太騎手（14戦4勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

6歳（2019年）

1月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西啓太騎手（15戦4勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したエスケイファーストを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で西啓太騎手（16戦4勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

5月23日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般C2八九十（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で西啓太騎手（17戦4勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヤマトディオーサを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

6月25日、中4週で迎えた23戦目は、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で西啓太騎手（18戦5勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた24戦目は、4号スタンドでBグルメを満喫賞（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で西啓太騎手（19戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったアントルメに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で西啓太騎手（20戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた26戦目は、一般C2六七（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は13戦連続で西啓太騎手（21戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラルーナを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

11月15日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で西啓太騎手（22戦6勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るセルゲイを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利をモノにする

7歳（2020年）

3月15日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた28戦目は、一般C2十一十二十三（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で西啓太騎手（23戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

4月7日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた29戦目は、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で西啓太騎手（24戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた30戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウアンカーを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月8日、約4か月半の休み明けで迎えた32戦目は、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は西啓太騎手（25戦7勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（26戦7勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のヴィラバドラに1馬身半の差をつけて9勝目を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた34戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西啓太騎手（27戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったエイコウイモンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8歳（2021年）

1月21日、中8週で迎えた35戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた36戦目は、一般C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は西啓太騎手（28戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に敗れた。

7月16日、約5か月の休養明けで迎えた37戦目は、一般C2一二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（29戦8勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。