エイコウイモン（2017年生、母ナムラナデシコ）
Eiko Imon
2017.03.31
エイコウイモン（2017年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時14歳）と交配したナムラナデシコが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は平野牧場。主な勝ち鞍は2019年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、平野牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会井門敏雄によって1,080万円で落札された。
佐宗応和厩舎（小林）へ入厩。
2歳（2019年）
12月2日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は491kg。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレストスターに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
12月30日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。
3歳（2020年）
1月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、グランメガスマイルにクビ差交わされて2着に甘んじた。
2月28日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。
4月10日、中5週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったロイヤルペガサスにねじ伏せられて5馬身差の2着となった。
10月5日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十十一（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。
11月2日、中3週で迎えた7戦目は、一般C1十一十二（大井ダート1600m 内回り 雨/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。
11月16日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のヤヨイフェアリーに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月10日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（7戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1五六七（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（8戦2勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のシングンスパークを3/4馬身振り切って3勝目を奪取した。
4歳（2021年）
1月20日、中2週で迎えた11戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、汐見坂賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。
2月15日、中3週で迎えた12戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、宮益坂賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、モーガンバローズに交わされて1馬身差の2着となった。
4月15日、中7週で迎えた13戦目は、オメガ賞（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（9戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、マイネルティプトンにクビ差交わされて2着に惜敗した。