ヤマジンオー（1988年生、母シーラベンダー）
Yamajin O
1988.03.19
ヤマジンオー（1988年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時14歳）と交配したシーラベンダーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地16戦1勝、地方39戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1991年）
2月2日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。
2月16日、中1週で迎えた2戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都ダート1200m 小雨/重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。
3月2日、中1週で迎えた3戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンオーミカゲを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。
3月10日、連闘で迎えた4戦目は、4歳500万下のさわらび賞（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で牧田和弥騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。
3月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
4月6日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1400m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。
4月20日、中1週で迎えた7戦目は、4歳500万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は北沢伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
5月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下（京都芝2200m 外回り 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は牧田和弥騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。
6月8日、中2週で迎えた10戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。
6月30日、中2週で迎えた11戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。
4歳（1992年）
3月21日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた12戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は牧田和弥騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
3月29日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は加用正騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に終わった。
4月11日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた15戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた16戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。
7月6日、中6週で迎えた17戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた18戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォスターラガーから2馬身半差の2着となった。
8月3日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタマモジンセイから2馬身差の2着に敗北した。
8月17日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミュトスをクビ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。
9月1日、中1週で迎えた21戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月14日、中1週で迎えた22戦目は、プロキオン特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のメロディペアに2馬身の差をつけて3勝目を収める
9月27日、中1週で迎えた23戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモジンセイに2馬身の差をつけて4勝目を挙げた。
10月12日、中1週で迎えた24戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（5戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月27日、中1週で迎えた25戦目は、アルデバラン特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月10日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったマチカネキリガクレからクビ差の2着に甘んじた。
11月22日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（8戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月15日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は吉井敏雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒラソウウィンをアタマ差制して5勝目を収める
5歳（1993年）
4月13日、約4か月の休養明けで迎えた29戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2-2（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上B2-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古性秀之騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
6月7日、中3週で迎えた32戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月22日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上B3-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古性秀之騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月6日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月20日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月3日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上B3-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月31日、中3週で迎えた37戦目は、大瀬戸豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた38戦目は、4歳以上C1-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月26日、中5週で迎えた39戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下誠騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下誠騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月6日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山下誠騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月20日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は大瀬戸豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1994年）
1月5日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1-3（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大瀬戸豊騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月12日、約3か月の休み明けで迎えた45戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大瀬戸豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた46戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山下誠騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手（10戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた48戦目は、本忠司騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月5日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本忠司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月19日、中1週で迎えた50戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本忠司騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月4日、中1週で迎えた51戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で本忠司騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた52戦目は、C3-1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本忠司騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本忠司騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた54戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本忠司騎手（6戦0勝）。6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた55戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で本忠司騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。