ブライトネス（1988年生、母グンザンスパーク）

Brightness

1988.04.11

ブライトネス（1988年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時11歳）と交配したグンザンスパークが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）前野牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、地方3戦3勝。主な勝ち鞍は1991年の北海道産特別。

経歴

デビュー前

久恒久夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1990年）

10月20日、デビュー戦は加藤和宏騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた3戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って8着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は木藤隆行騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

3歳（1991年）

1月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい6着に敗れた。

2月9日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は木藤隆行騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

2月17日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

3月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた11戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月17日、連闘で迎えた12戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5月3日、中6週で迎えた13戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエイシンバトルに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月11日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のフレンチクォーターに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

5月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の北海道産特別（中津ダート1620m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノヒラメキに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。