タマノスエヒロ（1988年生、母シルバーカズエ）
Tamano Suehiro
1988.05.15
タマノスエヒロ（1988年5月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイテエム（当時19歳）と交配したシルバーカズエが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、中央平地15戦1勝、地方18戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
二ノ宮敬宇厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1990年）
12月8日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
12月22日、中1週で迎えた2戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。
3歳（1991年）
1月13日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。
3月9日、中7週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。
3月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、4着に終わった。
4月6日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。
8月11日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウインズスキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。
9月1日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた8戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦1勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。
9月22日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下の里見特別（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
10月13日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。
11月3日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず13着に敗れた。
11月16日、中1週で迎えた12戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。
4歳（1992年）
3月8日、約4か月の休み明けで迎えた13戦目は、小迫次男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。
3月21日、中1週で迎えた14戦目は、徳吉一己騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
4月26日、中4週で迎えた15戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。
10月30日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシヤトーボーイをハナ差制して制した。
11月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1993年）
1月12日、中6週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般B2（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月28日、中1週で迎えた20戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、一般B1 B2（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月16日、中2週で迎えた21戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、一般B2（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で見附正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月30日、中3週で迎えた23戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見附正徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月23日、中2週で迎えた24戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は水野貴史騎手（4戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
7月31日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月21日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月17日、中5週で迎えた29戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で水野貴史騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月30日、中1週で迎えた30戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
6歳（1994年）
2月25日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた31戦目は、大沢信夫騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は水野貴史騎手（10戦1勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月26日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。