アグネスラグタイム（2007年生、母アグネスヒロイン）

アグネスラグタイム（2007年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋音楽のジャンル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時9歳）と交配したアグネスヒロインが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方4戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

鮫島一歩厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

7月31日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。17頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず最後はジョーエスケイプと並んで13着同着となった。

9月5日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

10月16日、中5週で迎えた3戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったエアベルヘザーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月24日、連闘で迎えた4戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、滝沢村商工会賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったパノラマトウショウに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月31日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサクラケルピーに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月22日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたニシノプレミアム決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。