テンセイマジック（1992年生、母タクノフィバー）
Tensei Magic
1992.04.09
テンセイマジック（1992年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジックマイルズ（当時7歳）と交配したタクノフィバーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田 哲夫。戦績は、中央平地18戦1勝、地方39戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
元石正雄厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1994年）
12月11日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 雨/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。
3歳（1995年）
1月14日、中2週で迎えた3戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
1月29日、中1週で迎えた4戦目は、宗像徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宗像徹騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい10着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた6戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。
3月26日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。
4月9日、中1週で迎えた8戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。
4月30日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。
5月14日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカネムサシをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。
11月19日、約6か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。
12月9日、中2週で迎えた12戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。
12月16日、連闘で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林久晃騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
4歳（1996年）
1月6日、中2週で迎えた14戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
2月4日、中3週で迎えた15戦目は、菊川正達騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊川正達騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
3月2日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊川正達騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。
3月10日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊川正達騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。
6月26日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた19戦目は、松本大寿郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ C3イ（宇都宮ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月18日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本大寿郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月1日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本大寿郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月14日、中1週で迎えた22戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた23戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。
9月12日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
9月26日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は松本大寿郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月27日、中3週で迎えた26戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月6日、中0週で迎えた27戦目は、山口健治騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月4日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口健治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。
12月13日、連闘で迎えた29戦目は、今平弥騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
5歳（1997年）
3月30日、約3か月半の休養明けで迎えた30戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C4（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた31戦目は、一般B3 C3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月5日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月29日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた33戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3-4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月21日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた34戦目は、一般C2 C3-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
8月1日、中1週で迎えた35戦目は、一般C1 C2-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月22日、中2週で迎えた36戦目は、一般C2 C3-3（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトドロキチャンプから2馬身半差の2着となった。
9月13日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2 C3-3（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカワチビジンからクビ差の2着となった。
9月28日、中1週で迎えた38戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月15日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2 C3-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原好隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月3日、中2週で迎えた40戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月26日、中2週で迎えた41戦目は、一般C2 C3-4（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月18日、中2週で迎えた42戦目は、一般C2 C3-4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6歳（1998年）
1月3日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米田弘一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月20日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で米田弘一騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月1日、中1週で迎えた45戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は工藤勉騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月13日、中1週で迎えた46戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福原好隆騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月1日、中1週で迎えた47戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月14日、中1週で迎えた48戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（10戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサラームボーイに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
3月29日、中1週で迎えた49戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月26日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた50戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月5日、連闘で迎えた51戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は福原好隆騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月28日、中2週で迎えた52戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原好隆騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月16日、中2週で迎えた53戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で福原好隆騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハセカチドキから2馬身半差の2着に敗北した。
7月4日、中2週で迎えた54戦目は、マリーゴールド特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月25日、中2週で迎えた55戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は米田真由美騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月22日、約4か月の休養明けで迎えた56戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福原好隆騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月15日、中2週で迎えた57戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は米田真由美騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。